2019年05月07日

パソレクのなく頃に・礼:2話

文 裏編/絵 伊地山基之 氏
※この記事は、裏編が習ったりしていた内容をもとに記述されています。
 現在の内容とは若干違っている部分があることをご了承くださいませ(平伏
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※次の更新は、『ActiveBasicとDXライブラリでゲームプログラミング!』の予定です。お楽しみに!
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ぴゅう太再び!? G-BASICシミュレータ

ぴゅう太というパソコンをご存じでしょうか?
かのトミーから販売されたホビーパソコンで、価格は59800円。
ファミリーベーシックのように、背景画像を簡単に書く機能を備え、なんと日本語BASIC『G-BASIC』を搭載したマシンでした。
かのベーマガでは、1986年まで、41本のプログラムが投稿されていました。

そう! 日本語BASIC!

今の『Mind』や『なでしこ』ほど洗練されておらず、BASICの命令語を日本語(カタカナ)に置き換えたレベルのものでしたが、それでも日本語でプログラミングができるというのは、当時のパソコンファンにとっては斬新に映ったのではないでしょうか? ちなみに、筆者が最初に手に入れたパソコンも、この『ぴゅう太』でした。
さて、それからかなりの年月が経ちましたが、なんと! その『ぴゅう太』のBASIC・『G-BASIC』がWindows用シミュレータとして帰ってきたのです! その名も、『日本語G-BASICシミュレータ』!
今月の特集は、この『日本語G-BASICシミュレータ』を紹介しようと思います!

~まずはG-GRAPHICから~

まずは、ゲームの背景画面を描くG-GRAPHICの機能からです。
シミュレータを実行すると、プログラムを入力する画面になりますが、ここで『グラフィック』と書かれたボタンを押すと、G-GRAPHICの機能を持つ、グラフィックエディタが開きます。

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▲ プログラム入力画面

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▲ グラフィックエディタ

さて、このグラフィックエディタですが、G-BASICでのゲーム画面はいくつかのセルにわかれており、さらに各セルはドットに分割されています。
そして、各ドットに色をつけていくことで絵(背景)を描いていきます。でもそれだけだと大変なので、あるセルに描いた模様を別のセルにコピーする、ということもできるようになっています。
さて、このグラフィックエディタですが、ぴゅう太のG-GRAPHICではカーソルキーを使っていちいちドットを打たなければならないのが大変だったのですが、グラフィックエディタではマウスでのクリックでできたのでかなり楽になっています。
もちろん、セルをコピーする機能もついているので楽ちん。もちろん、文字を打つ機能もあります! なんと、ウィンドウに文章を打てば、それを一気に画面に打ってくれます! ただし、全角文字は受け付けませんので念のため(汗
さらに、セルの中を塗りつぶしたり、画面を消したり、初期化する機能もついているのが嬉しいところです。
そうそう、BMPやPNGなどの画像を読み込むという素敵な機能もついていますよ!

~アニメ~

G-BASICでは、スプライトをアニメと呼んでいます。G-BASICでは、このアニメが4つ用意されており、それを使うことによって、アクションゲームを(比較的)楽に作ることができます。ただし、4つしかないので、シューティングゲームなどの凝ったゲームは作れないのですが。
さて、『日本語G-BASICシミュレータ』では、このアニメを編集するアニメエディタと、グラフィックエディタとは別々に分けられています。(『ぴゅう太』では、G-GRAPHIC内でモードを切り替える方式でした)
さて、アニメエディタでは、グラフィックエディタと同じように、マウスのクリックを使って各アニメを描いていくことができます。また、アニメの初期配置も、ドラッグアンドドロップで簡単にできます。
グラフィックエディタもそうなのですが、クリックで絵が描けるのは嬉しいですが、やはり線を引く機能や、領域を塗りつぶす機能もほしかったですね。

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▲ アニメエディタ

~いよいよG-BASIC!~

さて、いよいよG-BASIC部分についてですが、こちらは普通のテキストエディタのようになっていますので、普通に打ち込んだり、コピー&ペーストすることができます。
画面の右側には命令のリストがあり、ここから各命令の解説を見たり、命令を貼り付けたりすることができます。
さらに、全角の部分を半角に変えたり、自動バックアップ機能が付いているところが嬉しいところです。
G-BASICは、他のBASICとは違っている部分があるので、初めてG-BASICに触れる人には、解説が足りなくて戸惑うかもしれませんが、かつてぴゅう太を使ってた人なら問題はないのではないでしょうか。

~最後に~

ここまで、G-BASICシミュレータを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事を書くために使ってみましたが、先ほど書いた線を引く機能や、領域塗りつぶしの機能がない点を除けば、とても良い感じでした。やはり、画面やアニメを、マウスで描けるというのは良いものです。
G-BASIC部分も、とても使いやすくなっていて、好印象です。
そして何より、このG-BASICシミュレータには、裏技的点ではありますが、一番のメリットがあります!
『ぴゅう太』では、やはりかなり昔のマシンなので、メモリにかなり制限があります。ですが、このG-BASICシミュレータでは、その制限を超えたプログラムを作っても、ちゃんと動くのです!
つまり、アニメの数の制限はありますが、それをのぞけばかなり大きなプログラムも動かせるということなのです。これは嬉しい!
『日本語でプログラミング』。このワードに惹かれたあなた。ぜひ、このG-BASICシミュレータでゲームを作ってみませんか? もちろん、B-Magaでは、このG-BASICシミュレータ用のプログラムの投稿も受け付けていますよ!

posted by 裏編 at 09:15| 特集 | 更新情報をチェックする