2017年09月08日

レトロゲーレビュー・『キン肉マン・マッスルタッグマッチ』 (1985年・バンダイ・ファミコン)

【クソゲーであるが、クソゲーにあらず!?】
ゲーム関係の世界で使われている単語に、『クソゲー』という単語がある。 『クソ力』ではないですぞ。
簡単に言えば、あまりにもデキの悪いゲームを呼ぶ言葉であるが、そのクソゲーの中には、その中に潜む光るものによって、ファンに愛されているゲームもまた存在する。

この、『キン肉マン・マッスルタッグマッチ』(以後Mタッグマッチ)もそのひとつである。

【さて、どのようなゲーム?】

さて、このMタッグマッチは、当時としては珍しい対戦格闘ゲームである。
とはいえ、やはり二十五年ぐらい前のゲームで、さらにボタンが二つしかないファミコンのソフト、ということもあって、システムはとってもシンプル。

基本的には、Aボタンがパンチ、Bボタンがジャンプと、操作系もシンプルであるが、そこはやはり、考えられている。 ジャンプしながらAでキック、相手の後ろでAでバックドロップ、相手をロープに振って、戻ってきたところでAを押せばラリアートと、状況によって、色々な技が出るようになっているのだ。
さらに、命の玉というアイテムをとれば、大幅にパワーアップ! そのキャラ独特の技を仕掛けることができるのだ!

と、このようにシンプルながらも、色々と面白くなっている。 しかも、キャラクターは、あの名作漫画、『キン肉マン』に登場する超人たちだ。
これは、当時の子供たちも、そのキャラになりきって対戦を楽しんだことだろう。

・・・あれ、こう考えてみると、これってそんなにクソゲーではないんじゃ・・・?

【それは禁じ手だ!】

さてさて、このMタッグマッチを語るうえで欠かせない事柄として、『ブロッケン禁止令』というものがある。
ブロッケンとは、キン肉マンに出てくる登場人物ならぬ登場超人物であり、このゲームにも登場してくるブロッケンJrのことだ。

このブロッケンJrの必殺技・ナチスガス殺法は、単発ながらも飛び道具で、さらに当たると相手は動けなくなるので、これを連発すれば封殺可能、というとんでもない技であったという。

なので、友達同士でプレイする場合は、ブロッケンJrは使わないというルールが決められたり、使う相手は卑怯者の烙印を押されたりなどといったことがあったという。 これが『ブロッケンJr禁止令』である。
まさか、発売元のバンダイも、そして原作者のゆでたまご先生も、こんなことでブロッケンJrが注目されるとは思ってもいなかったに違いない。

ちなみに、「毒ガスを使ったのは父親のブロッケンマンなんじゃね?」という疑問も出てくることがあるそうだが、続編で、今も連載中である『キン肉マンⅡ世』では、Jrも『殺超人ミスト』という毒ガス攻撃を使っていたので間違いではなさそうである。 Wikipediaより。

そうそう、WikiPediaからもうひとつ。 このMタッグマッチには、プレミアムバージョンみたいなものがあるという。
大会景品用としてのもので、キャラの一部がブラックホール、ペンタゴン、モンゴルマンに差し替えられたもので、ヤフオクなどで高値で取引されているという。

【最後に】

いつもの文言を。
ここまで、このMタッグマッチについて探訪してみたが、どうだっただろうか?
もし持っている人がいたら、ぜひプレイしてみてはどうだろうか。
今一度、子供のころに戻って、当時の思い出と、キン肉マンの世界に浸るのも、趣があるものだと思う。

あと。
ブロッケンJrを使ったことで、人間関係にひびが入っても、BMaga編集部では責任を負いません(笑
というか、使ったからってけんかしたらだめだゾ? お兄さんとキミとの約束だっ!(爆
posted by 裏編 at 09:15| その他のゲーム情報 | 更新情報をチェックする