
優:こ、こんにちわ・・・。 このLGPの講座を担当させていただくことになった、柊優です。 よ、よろしくね・・・。

愛梨:結城愛梨です。 よろしくお願いしますっ。

陽香:永乃原陽香です。 よろしくお願いしますね。

え、えと、この講座は・・・DirectXを手軽に使うことのできるプログラミング言語、Light Game Programming(LGP)の使い方を初歩からレクチャーする講座・・・だそうです・・・。

プログラミングをしたことがない人にも、LGPによるプログラムが作れるようにレクチャーしていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いしますね。

なお、この講座では、LGPの現行バージョンである、LGP3を対象とするので、よろしくねっ。

そ、それでは、さっそく講座をはじめていこうか・・・。

はーいっ。
~LGPを使うのに必要なものは?

さて、LGPについてくるのは、コンパイラとデバッガだけで、統合開発環境(IDE)はついてないんだ。

あいでぃーいー?

テキストエディタとコンパイラとデバッガが一緒になった、開発環境のソフトのことですよ、愛梨ちゃん。

それがないっていうことは、プログラムを打ち込むためのテキストエディタは、自分で用意しておかなきゃならないのか~。
あたし、そんなの用意してないよーっ。

心配しないでいいですよ。 私が用意しておきましたから。

おーっ、さすが陽香ちゃんっ。

さて、LGPでのプログラミングは、テキストエディタでプログラムを書き、それをLGPのコンパイラでコンパイルしてEXEファイルを作る・・・こ、この手順で進んでいくんだよ・・・。

テキストエディタは、普通のメモ帳でもいいけど、秀丸エディタやEMACSのような、プログラム編集向けなテキストエディタのほうが、作りやすいと思いますよ。
ちなみに私たちは、MKEditorを使ってます。

さて、次はいよいよ、プログラムを打ち込んで、コンパイルして、実行させてみまーす。
~プログラムを打ち込み、コンパイルさせてみよう!

さ、さて・・・それじゃ、プログラムを作ってみようか・・・。
テキストエディタを動かして、次のプログラムを打ち込んでみてね・・・。
---
ch=G@SETUP(640,480,16,1)
LOOP
G@PRINT(ch,0,0,"hello world")
G@FLIP()
ENDLOOP
---

はーいっ。 かたかたかた・・・。 できましたっ。

打ち込み終わったら、保存するのを忘れないでくださいね、愛梨ちゃん。
あと、打ち込みミスがないか、チェックしておくといいですよ。

はーい。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

よしっ。 チェックもしたし、保存もしたよー。

そ、それじゃ、続いてLGP.EXEを実行してみて・・・。

なんか、ファイルを選ぶダイアログが出たよっ。
ここで、さっき打ち込んだプログラムのファイルを選択すればいいのかな?

えぇ。 するとコンパイルが始まります。

はーいっ。 じゃ、さっそく・・・。
あっ。 何かウィンドウが出て、Hello Worldって文字が出てるよ。
▲ メッセージが表示されたぞ!
※クリックすると、元の大きさで表示されます

うん・・・。 コンパイルが完了して、実行されたんだ・・・。
続いて、さっきのテキストファイルの最後三文字がEXEになった名前のファイルがあるよね。 それを動かしてみて・・・。

あ、今のウィンドウを閉じるのを忘れないでくださいね。

はいはいー。
あっ。 やっぱりウィンドウが開いて、さっきと同じメッセージが出てるよっ。
▲ EXEファイルを実行させると・・・
※クリックすると、元の大きさで表示されます

うん。 そのファイルが、プログラムをコンパイルしてできたものなんだ・・・。
もしプログラムに間違いがあると、エラーのダイアログが発生するから、修正してからコンパイルしなおしてね・・・。
▲ 間違いがあると、このようにエラーが出てくるぞ。

はーい、わかりましたーっ。

そ、それじゃ、今日はここまでにしようか・・・。
どきどきしたよ・・・。

お疲れ様、優ちゃん。
次回は、いよいよ本格的にプログラミングについて勉強していきます。
まずは変数について学びますので、楽しみにしていてくださいね。

また次回~。