2017年12月19日

URAURA!Game Review:ファイナルファンタジーⅢ(リメイク版)

さて、今回ご紹介するゲームは、リメイク版ファイナルファンタジーⅢ。ファミコン版の同ゲームを、ニンテンドーDSやPSP、スマホなどにリメイクした一作である。

今回はこの作品について、ファミコン版とどう変わったかをメインに、レビューしていこうと思う。

~うらうらチェックその1! 『キャラクター設定がなされた!』~
ファミコン版では、主人公キャラ四人には、特に設定はなかった。ただ、『村に住む孤児四人』という簡単な設定だけであった。
一方リメイク版では、この四人にそれぞれ細かい性格づけがなされた。

主人公の、好奇心旺盛な、いかにも主役といった感じの孤児、ルーネス。
その幼馴染でおとなしく、本を読むのが好きなアルクゥ。
お転婆な鍛冶屋の娘、レフィア。
沈着冷静で、サラ姫に思いを寄せる城の兵士、イングズ。

このように、それぞれ四人に別々の設定がなされるようになったのだ。なお、名前は変更可能である。
このように設定がなされることで、プレイヤーはキャラクターや物語に感情移入しやすくなり、さらに物語もより深化するように、よりドラマチックになったのだ。

さらにそれにともない、各ジョブにチェンジしたときの姿も、各キャラクターごとに設定されている。

これはささやかながらも、大きな改良点のひとつと言えるだろう。

~うらうらチェックその2! 『ジョブチェンジ!』~
さらにジョブチェンジシステムにも手が加えられている。
かつて、旧ベーマガで有名な山下章氏は、旧ベーマガの中で、FF3についてこのように述べている。

ただ一つの不満は、最終的な職業編成が、どうしても同じようになってしまうので、どの職業でもエンディングを迎えられる幅を、もう少し持たせてほしかった

ちなみに、最終的な職業編成とは、山下氏は具体的には言ってなかったが、ラストダンジョン時の、忍者と賢者の組み合わせのことだろう。確かに、全ての武器防具を扱え、強力な手裏剣を扱える忍者、全ての魔法を覚えられる賢者。この二職業はとても強力で、ほとんどのプレイヤーが最終的には、人数の違いこそあれ、この忍者と賢者でパーティを編成していたのではなかろうか。

だが、ジョブ選択の自由がポイントであるFF3をプレイするなら、ラストバトルまで自分独自のパーティ編成でクリアしたいと思っている方も多いことだろう。おそらく山下氏は、そのことを述べていたのだろう。

その山下氏のレビューや、他のプレイヤーの意見を反映したのか、リメイク版では、ジョブのバランスがかなり見直されている。
強かったジョブは、性能を抑えられ、弱かったジョブは、逆に戦闘に役立つ方向にバランス調整されたのだ。
もちろんそれは、前述の忍者や賢者も例外ではない。(忍者は、装備可能な装備の数が減ってFF5の忍者に近い感じになり、賢者は全ての魔法が扱える代わりに、使用回数や能力が他のジョブに比べて劣るようになっている)
これによって、各ジョブの差が縮まり、自由にパーティを組んでクリアできる自由度がより高まったといえる。
FF5に近くなったといえばいいだろうか。

さらに、FC版では、キャパシティポイントを消費してジョブチェンジしたが、DS版ではポイント制ではなく、ジョブチェンジ直後に実力を十分に発揮できない期間を設けるシステムになっている。これによって、さらにジョブチェンジの自由度が高まったといえるだろう。

~それだけではない!~
この二つが裏編が目をつけたポイントであるが、この他にも、ポリゴンによる3Dになったり、オープニングムービーがついたり、モグネットなどのお楽しみ機能がつけられていたりと、原典であるFC版に比べて、かなりパワーアップされている。
しかもそれでいながら、FF3独自の面白さは少しも色あせていない。
ストーリーや、バトルなどの面白さはあのままなのだ。きっとプレイしていくうちに、FC版をプレイしたのと同じ感動や面白さを味わうことができるだろう。

あえて言おう。
FF3はリメイクされて、究極版となったのだ。

では最後に、聖戦士ダンバインに出てきたセリフから引用して一言。

リメイク版FF3をプレイした者は幸せである。

※次の更新は、12月21日、LGP講座(かりの予定です。お楽しみに!
posted by 裏編 at 09:39| その他のゲーム情報 | 更新情報をチェックする