2020年01月14日

昔のBASICをWindowsで!~PC-6001用互換BASICを使ってみよう!

 あけましておめでとうございます!
 今年も、B-Magaをよろしくお願い致します!

 さてさて、今月の特集、そして令和2年最初の記事は、Windows上で昔のBASICを使ってみようというお話です。
 昔『風』のBASICを使うソフトといえば、N88互換BASICや99BASICなどがありますが、今回紹介するのはそれとは違い、昔のPCのエミュレータで、昔のPCのBASICを使ってみよう、というものです。
 おっと、エミュレータと聞いて、腰が引けた方もいるかもしれませんが……

 大丈夫です!

 今回紹介する方法は、著作権法に一切触れることはありません。安心して試してみてください。

~まずはエミュレータ!

 まずはエミュレータをダウンロードしましょう。今回使うのは、PC-6001のエミュレータ。その中でも、機能がシンプルで使いやすい、iP6 Plusを使ってみます。このエミュレータは、こちらからダウンロードすることができます。


 『旧版ダウンロード』の下にある、『2019/9/18 4.9 β1 Windows のバイナリー 32ビット版 (zip アーカイブ)』をクリックしてダウンロードします。
 なお、他のPC-6001エミュレータがいい、という方は、そちらを使ってもOKですよ。
 さて、ダウンロードしたら、それを解凍しましょう。それで、エミュレータの準備はOKです。

~続いてはBASICのROMとCGROM!?

 続いて、BASICのROM(BASICのシステムが入ったファイルと思ってください)をダウンロードします。使うのは、こちらの『PC-6001用互換BASIC』です。


これは、フリーソフトでありながら、N60-BASICをかなり高度に再現した優れものです。公式サイトによれば、ROM内ルーチンもかなり再現してあるとのこと。すごい!
 さて、ダウンロードしたら、これを解凍しましょう。すると、BASICROM.60、BASICROM.62というファイルがありますので、これを先ほどエミュレータを解凍したのと同じフォルダにコピーします。
 そして最後に、CGROMを入手します。これは、BASIC上で使われるフォントがまとめて入ったものです。こちらも著作権的に問題ない、フリーのものがありますので、そちらを使いましょう。こちらからダウンロードできます。お好きなのをどうぞ。


 ダウンロードしたら、やっぱり解凍し、その中のCGROM60.60というファイルを、エミュレータを解凍したのと同じフォルダにコピーしましょう。これで準備はOKです!
 あとはエミュレータを起動させれば、あの懐かしいHOW MANY PAGES?の画面が出てくるはずです。
 ただ、時にフリーズしてしまう場合がありますが、その時は、一度エミュレータを強制終了させて、ip6kai.iniというファイルをメモ帳などで開き、

P6Version=〇
とあるところを
P6Version=0
に書き換えましょう。これで動くはずです。

tk2001-01.JPG
▲ ごかんBASICが動いたぞ!

 あ、そうそう。それと、エミュレータがWindowsのセキュリティに引っかかってこんな画面が出てくることがあります。

tk2001-02.JPG
▲ セキュリティに引っかかるとこんな画面が出る

その時は、ここをクリックして……

tk2001-03.JPG
▲ ここをクリック!

このボタンをクリックすればOKですよ。

tk2001-04.JPG
▲ このボタンを押すのだ!

~実力のほどはいかに?

 さて、このPC-6001用互換BASICの再現度ですが、かなりのものでした。
 今回は、オールBASICのプログラムと、マシン語を使ったプログラムを動かしてみたのですが、どちらも問題なく動きました。
 まさかマシン語を使ったプログラムまで動くとは。このBASIC、なかなかのものです。

~PC-6001しかないの?

 さて、今回紹介したPC-6001用互換BASICは、PC-6001のデフォルトのBASICであり、上位機種であるPC-6001mk2が持つ5つのBASICのうち、一番低機能なN60-BASICを再現したものです。
 では、例えば5つのBASICの中でも最も新しく性能もいいN60m-BASICはできないのか、というと、さにあらず!
 配布サイトではなんと! PC-6601のN66-BASIC(このN66-BASICは、一部の機能が追加されたほかは、N60m-BASICと同等のものです)を再現した互換BASICも配布されています。
 ただし、こちらを使う場合には、CGROMを色々工夫する必要があります。それについては、これまた配布サイトにて紹介されているので、興味がある方は、挑戦してみてはいかがでしょうか?

~最後に

 ここまで、エミュレータで合法的に昔のBASIC(互換ですが)を使う方法を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
 イマドキの言語でプログラミングをするのもいいですが、昔のBASICで、あの頃に想いを馳せてプログラミングをするのもオツなものかもしれません。
 もちろん、B-Magaでは、このPC-6001用互換BASIC(PC-6601用互換BASICも)用のプログラミングの投稿も、お待ちしていますよ!

※次の更新は、『師匠のVB.NETどたばた塾』の予定です。お楽しみに!
posted by 裏編 at 09:10| Comment(0) | 特集 | 更新情報をチェックする
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