2018年09月03日

実録! 職業プログラマの一日

十数年前、裏編はかつて、仕事でプログラマをしておりました。
そこでの仕事の日々は、裏編に、少しでも何かを与え、教えてくれた……ように思います(笑

そこで今月は、裏編のように、職業プログラマを目指す人の参考になれば、と。
そんな裏編の、職業プログラマをしていたころの日常について話そうと思います。

~朝

まずは朝、会社に着いてからのことです。
裏編が最後に勤めていた会社は、社長と事務員さん、そして社長の協力者の方、そして裏編の四人という零細企業だったので、朝礼というものはありませんでしたが、最初に勤めていたところは大きかったので朝礼もありました。
朝礼では、定番通り、スピーチがありましたね。ネタを考えるのが大変でした。

さて、朝礼が終わると(ない会社のときは、そのまますぐ)、仕事開始となります。

~仕事開始

仕事では、まず上司の人から、こんなプログラムを作ってほしい、という仕様書が渡され、それに従ってプログラミングすることになります。
仕様書には、画面の構成が書いてあって、そこに、ここにはこれこれこんな機能がある、というものも書いてありました。
それに従って作っていくわけですが、完成したと思ったら、それを上司の人に提出します。
それで上司の人がOKとなれば、次のプログラムにいくわけですが、バグがあったら、「こんなバグがあったよ」と報告を受け、プログラムを突き返されて、デバグをやり直すことになります。

~昼

お昼はもちろんありました。お昼は、裏編が務めていたどの会社も1時間が多かったですね。
裏編は、母が作ってくれた弁当を持っていくこともあれば、コンビニで買うこともありました。まぁ、どうでもいいことですが(笑
ひと時のオアシスです。

~夜(残業と徹夜

残業も、もちろんありました。期日に間に合わない!ってときは、間違いなく残業確実コースです。
残業をするときは、晩御飯を買ってきて、食べてから、残業での仕事となります。
残業の時間は、うまくいけば、7時か8時で帰れることもありますが、ひどいときは9時、10時、果ては11時、なんてことも……。
さらになかなか進まないときは、徹夜もありました。
とはいえ、徹夜はするものではありません。一夜目はなんとかなっても、二夜目となると、もう思考能力はかけらどころかかすも残っていません。
裏編も、そんなときは上司から、「そんなじゃ仕事にならないから、今日はもう帰って休め」と帰らせてもらうこともあったり。

~出張

出張なんてこともありました。遠くのお得意様に納品しに行ったり、そのお得意様からバグの対応を頼まれてデバグしに行ったり……。
最後の会社以外では、出張はありませんでしたが、最後に勤めた会社では、社長の車に乗って、4時間かかるお得意様のところまで行ってました。
帰りには、社長から、人生についての教訓を教えられる、なんてことも。

~最後に

ここまで、裏編の職業プログラマとしての日々についてつづってきましたが、いかがでしたでしょうか?
職業プログラマを目指す皆さんの一助になれば嬉しいです。
プログラマとして働くのは大変かもしれませんが、得るものも、(良いものも悪いものも)何かあると思います。
頑張ってくださいね!



※次の更新は、9月6日、『機動電脳伝Gパソレク』の予定です。お楽しみに!
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2018年08月06日

MOS~Microsoft Office Specialist~受験体験記

 裏編は数年前の6月、かの有名な資格試験・MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)を受験して、そして合格してきました! もちろん、合格証も受け取りましたよ。
 そこで今月の特集では、このMOSの受験について、受験申込から受験勉強、そして実際の受験までの体験記を紹介しようと思います。(なお、ここで書かれているのは、2011年に受けた受験をもとにしたものです。現在とは違ってる可能性がありますので、ご了承ください)

~受験申込~
 MOSの試験には、決められた日に、決められた場所で行われる全国一斉試験と、色々なパソコン教室にて、それぞれの教室などの会場ごとに決められた日に行われる随時試験の二種類があります。裏編は、随時試験を受けることにしました。
 随時試験の場合、申込は、それぞれの会場に対して、電話やネットなどで行うことになります。申込に使う個人情報は、名前、住所、電話番号など基本的なものです。
 そのあとは、費用を支払いに行くことになります。受験に必要な費用は、その教科によって違いますが、およそ10000円前後と思っていればいいでしょう。これまた、支払方法は会場によって違いますが、裏編の場合は、銀行振り込みで行いました。その場合は、振込用紙に、MOSを受けることと、受ける種類を明記する必要がありました。
 そうそう、随時試験を受けることができる会場は、こちらのMOS公式サイトにて確認することができます。

toku1806-1.JPG
MOS公式サイト

~受験勉強~
 さて、続いてはいよいよ勉強となります。裏編は、書店で購入した、MOSの問題集を購入して勉強しました。
 そうそう、受験するバージョンに対応したオフィスソフトが必要になるので、こちらも別途用意しておきましょう。
 そしてもう一つ。当然のことかもしれませんが、用意したオフィスソフトのバージョンと、その問題集が対応しているバージョンとが違っていると、問題集ソフトが起動できず、宝の持ち腐れになってしまうので気を付けてくださいね。(持っているオフィスがWord2010で、問題集がWord2007、というように) 実際裏編はこれをやってしまい、別の問題集を買うはめになり、お金を損してしまいました。
 裏編はまず、テキストに従って操作して、それでテキストを全部終わったところで、問題集についてきた模擬試験のソフトで模擬試験をしていきました。
 さて、その問題集のソフトですが、実際の受験のときにも感心したのですが、画面構成だけでなく、問題の形式なども、実際の試験とかなり似たものになっています。これには本当に、とても実戦に即した勉強ができると感心。

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↑ 実戦に即した勉強ができる模擬試験

 また、僕が買ったこの模擬試験ソフト@問題集付属のいいところは、各分野ごとに正解率を表示してくれたり、解き方を音声ガイドで教えてくれるところです。これによって、さらに効率よく勉強することができます。

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toku1806-4.JPG
↑ 各分野ごとに正解率を表示したり、音声付で解法をガイドしてくれる

 これらのソフトや問題集で勉強したら、さぁ、いよいよ受験です!

~受験~
 さて、受験には、次のものが必要です。
1.受験者IDとパスワード
2.受験票
3.写真つきの身分証明(免許証など)

 2については、裏編の場合は、受験申込後の画面を印刷したものが受験票のがわりとして使えました。
 3は、もし写真つきのものがない場合は、次の2グループの中から、各グループ1つずつ、合計2つそろえることで受験が可能です。

(グループA)
・健康保険証
・戸籍抄本
・住民票
・本人あての郵便物

(グループB)
・クレジットカード
・キャッシュカード
・社員証
・学生証

 さて、会場についたら、受付に、上のものを見せて受付を済ませて、時間がくるのを待ちます。そして時間がきたら会場へ。
 会場には、背中合わせに並べられたパソコンがあり、指定された席につきます。そして、説明を聞いてから、パソコンに必要な情報を聞いてから試験開始。
 先ほども言ったとおり、画面構成も試験内容も、先ほどの模擬試験と似ているので、模擬試験でいい成績が出せていれば、問題ないでしょう。
 全問問題すると、その場で合否が表示されます。あとは、試験結果のレポートを受け取っておしまいとなります。
 また、合格証は、約4~6週間で届き、賞状のようなものになっています。

~最後に~
 ここまで、MOSの受験について説明してきましたが、どうでしたでしょうか? MOSに合格すると、資格保持者であることをあらわすバナーをダウンロードすることができたりと、色々アピールする手段が用意されているので、就職にもいくらか有利になると思います。
 みなさんもこの記事を参考にしてMOSに挑戦し、スキルアップをはかってみませんか?



※次の更新は8月9日。『機動電脳伝Gパソレク』の予定です。お楽しみに!
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2018年07月02日

USBメモリ活用研究

データを保存するのに、とっても役立つUSBメモリ。
でも、ただデータ保存のためだけに使うのはもったいない。
USBメモリは、いろいろなソフトを使うことで、色々な使い方ができる超便利ツールなのです。
そこで今回は、USBメモリの色々な活用法を紹介していこうと思います。

~どこでも動画!
4GBぐらいのUSBメモリなら、1000円前後で売ってますよね。そのぐらいの容量であれば、Media Player Classic(4.53KB)、Gom Player(20.3MB)といったフリーのメディアプレイヤーが楽勝で入ります。
さらに動画のほうも、FLVならそれほどサイズも大きくありませんし、MP3だってMBクラスです。

そこで、メディアプレイヤーと、FLVの動画やMP3の音楽をUSBメモリに入れて持ち歩くのはどうでしょう?
これなら、職場のPCや、立ち寄った先のネットカフェのPCで、気軽に動画や音楽を楽しむことができます。

~どこでもサイト更新!
Vectorなどには、フリーソフトのHTMLエディタがたくさんあります。しかもこれらは、無料なうえに、市販のものに比べて、それほどサイズもありません。

なので、USBメモリに、これらのHTMLエディタと自分のサイトのHTMLファイルを入れれば、これまた職場やネットカフェのPCで、自分のサイトの更新をすることができます。
エディタもHTMLも、使っているPC上には存在しておらず、USBの中だけなので、他人や上司に、サイト更新のためにPCを使っていることを気づかれる心配もありません、たぶん(笑

~どこでも仕事!
フリーのビジネスツール、OpenOffice.org。その軽容量版、『OpenOffice.org Portable』。これは、ワープロや表計算ソフトなど、いわゆるオフィススイートが一通りそろっているにも関わらず、そのサイズは209MBと、オフィススイートが一通りそろっているとは思えないぐらい小さいのが売りのソフトです。

これと、作業中のファイルを入れておけば、HTMLエディタと同じように、いちいちデータ元のPCにファイルをコピーする手間はかかりますが、立ち寄ったネットカフェや自宅のPCで、作業の続きをすることができますね。

ただし、USBメモリを盗まれてデータをのぞかれたら大変なので、こちらのEDという、データ暗号化ソフトを使って、盗まれたり拾われたりしても、データを見られる心配がないようにすることが重要です。

~USBで鍵!?
USBメモリを、PCの起動キー代わりにすることもできます。USBメモリを抜くと、そのPCがロックされて使えなくなる、というものですね。市販には、そういう機能がついたUSBメモリもありますが、普通のUSBメモリに比べると、その分ちょっと高いですよね。でも……

大丈夫です!

こちらのツール、USB TOOLSを使えば、普通のUSBメモリでも、起動キーとしての機能を持たせることができるのです。 これを使えば、席を外したときに、誰かにPCをのぞかれる心配はありませんね。

ただ気を付けるべきことは、その起動キーにしたUSBメモリを紛失してしまったら、自分もそのPCを使えなくなってしまう、ということです 笑 (一応、暗証コードを入れることでロックを解除することができますが……それまで忘れてしまったらお手上げですね 苦笑)

~最後に
ここまで、USBメモリの使い方を説明してきましたが、どうでしたでしょうか? このほかにも、筆者は、本来の使い方に近いですが、今使っている新しいPCはDVDを焼くことができないので、USBメモリにDVDに焼くファイルをコピーし、それを、DVDに焼く機能のある旧PCに入れて……という方法も考えています。

このように、USBメモリは、その中に色々なファイルを入れることができることから、使い方次第では、無限の可能性を持つメディアです。

みなさんも、この記事を参考にしてUSBメモリを活用し、パソコンライフをさらに便利にしてみてはどうでしょうか?

なお、この記事は、こちらのサイトを参考にさせていただきました。 ありがとうございます。
また、EDは、Type74 Software 作のソフトであり、
USB TOOLSは、なっちゃん 氏作のソフトです。

※次の更新は、7月5日。『機動電脳伝Gパソレク』の予定です。お楽しみに!
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2018年06月03日

ポータブルWifiルーター導入記

以前(18年3月5日の記事)にも書きましたが、Windows10がCreator Updateになるに当たり、裏編もそのアップデートを適用し、そして、ポータブルWifiルーター(以後Wifiルーター)を新しく買いました(記事にも書きましたが、これは妥協です、和睦なのです(笑))

今回は、このWifiルーターの導入記とともに、そのメリットとデメリット、注意する点を述べていこうと思います。

~環境はどう変わった?

以前の記事にも書きましたが、裏編は以前、小型のルーター親機をPCに取り付け、PCをWifiルーターとして使っていました。
この場合、PCの電源を切ると、Wifiが使えなくなるという難点があります。

しかし、Wifiルーターを使うことで、PCの電源を切っていても、Wifiが使えるようになりました。これでいつでもネットができるようになりました。嬉しい限りです。

~接続は?
まず、裏編のインターネット環境について説明しましょう。
裏編の環境は、PCにルーターを接続し、そこから通信回線につないでいました。

そこでWifiルーターを接続するにあたってどうしたかというと、ルーターの接続部は複数あるので、そのうちの一つに、Wifiルーターをつなぎ、電源もルーターからとるようにしました。

これで、いつでもインターネットができるようになったわけです。

~さてさて

さてさて、ここで、裏編が導入したWifiルーターについて紹介しましょう。
裏編が導入したのは、ELECOMから発売されているWRH-300BK3-Sというものです。

商品ページ→http://www2.elecom.co.jp/products/WRH-300BK3-S.html

300という数字のある通り、2.4GHz、300MBpsのスペックを持つWifiルーターです。
ちなみに裏編が以前使っていた超小型の親機は、150MBps(周波数はWRH-300BK3-Sとほぼ同じ2412-2472MHz=2.4GHz)なので、二倍近い性能差があります。

しかも、とても小さいので、簡単に持ち歩けますし、それ自体がルーターとなっているので、旅行でホテルなどに泊まったとき、そこにインターネット回線があれば、そこにこれを接続してWifiを利用する、ということもできるのです。

まさに優れもの!

~設定は?

設定については、普通のルーターなどと同じように、ブラウザから専用のアドレスを呼ぶことで行います。
ここでは、SSID(Wifiで接続するさいのID)、チャンネル幅(接続速度のようなものと思えばいい)、チャンネル、接続を許可する機器、接続を拒否する機器、認証方式(WEP、WPA-PSK、WPA2-PSK、WPA2-Mixedから選択可能)、暗号化方式(AESとTKIPから選択可能)、暗号キー、IPアドレスやサブネットマスクなど、基本的なものは全て設定することができます。

また、特徴的なものとしては、マルチSSIDと、プライバシーセパレーターというものがあります。前者は、一つのWifiルーターに、複数のSSIDを持つことができる機能で、それぞれに別のセキュリティ設定をすることができます。
そして後者は、端末同士のWifiを介した通信を禁止することができる、という機能です。これによって、同じWifiに接続している他のユーザーが、自分のPCにアクセスしようとするのを防ぐことができるわけです。

~注意点

注意点としては、設定についてです。
裏編の環境は、そもそもルーターにインターネット接続のための設定がしてあるので大丈夫だったのですが、環境によっては、このWifiルーターそのものにも設定を施す必要があります。そのさいには、プロバイダから受け取ったIDやパスワードなどの、インターネットへの接続のための情報が必要ですので、ご注意ください。

~最後に

いかがでしたでしょうか?
家で、スマホやPCでWifiをする程度であれば、このポータブルWifiルーターでも十分な性能なので、検討する価値があると思います。何しろ、持ち歩けて、インターネット回線のある場所なら、どこでもWifiを通してネットができるのがポイント高いです。
ELECOMのもの以外でも、ポータブルWifiルーターは色々な会社から出ていますので、自分に合ったものを見つけて、どこでもいつでもネットを楽しむ、なんていうのはいかがでしょうか?

※次の更新は、2018年6月5日、『機動電脳伝Gパソレク』の予定です。お楽しみに!
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2018年05月03日

緊急特集! VB.NETでDirectXゲームプログラミングを!

~(1) VB.NETでDirectXプログラミングができるぞ!

いきなり、DirectXとは何かについて説明しましょう。
DirectXとは、Wikipediaによれば、

マイクロソフトが開発したゲーム・マルチメディア処理用のAPIの集合である。オーバーヘッドを少なくしたデバイスの仮想化・抽象化を提供する。

とのことです。簡単に言えば、普通に作るよりも簡単にゲームやマルチメディアソフトを作れ、しかも動作が速くなるようにするためのツールのようなものです。

とはいえ、これ、簡単に見えるのは、ごく一部の人のみで、筆者など、DirectX7のころにはなんとかなったのですが、DirectX9となると、もうお手上げでした。

そこで、DirectXでのプログラミングをより簡単にするために、山田巧氏によってDXライブラリというものが生み出されました。
これによって、DirectXプログラミングの敷居はめちゃめちゃに下がりました。例えるなら、日曜大工初心者の人が、すぐに家を一軒立てられるくらいに。

でも、これでもまだ問題がありました。これ、C++対応なのです。
C++からプログラミングに入った人はその恩恵を一杯授かることができましたが、筆者のようなBASICからVBへと上がってきた人にとっては、なすすべがなかったのでした。

そう、『でした』。

でも、山田氏は神様です、仏様です。DXライブラリが、C#で使えるようになるDLLを開発なされたのです。しかも、このDLLは

VB.NETでも使えるのです!

VB.NETでも使えるのです!

大切なことなので、二回言いました。

これを使えば、VB.NETでも、楽にDirectXを使ったゲームプログラムを作ることができるのです。
本当にありがたいです。

ということで、前置きが長くなりましたが、今回の特集では、このDXライブラリをVB.NETで使う方法について説明していこうと思います。

~(2)DXライブラリを導入してみよう!

ではまずは、ダウンロードしてみましょう。

http://dxlib.o.oo7.jp/dxdload.html

のページに、VisualC# 用パッケージという項目があります。そこのリンクから、VisualC#用パッケージをダウンロードしましょう。

toku1805-01.JPG

DLすると、DxLibDotNet.dll、DxLib.dll、DxLib_x64.dllという三つのDLLが作られます。これが、DXライブラリを使うためのDLLなのです。

では次に、Visual Studioを起動させましょう。持っていない方は、あらかじめダウンロードしておいてくださいね。

起動したら、『新しいプロジェクトの作成』をクリックして、新しいプロジェクトを作ります。

toku1805-02.JPG

プロジェクトの種類についてですが、『Windowsフォームアプリケーション(.NET Framework)』か、『コンソールアプリ(.NET Framework)』のどちらかがいいかと思います。スタートアップ画面やコンフィグ設定のウィンドウを使いたいなら、前者がいいでしょう。筆者は前者を使ってます。
今回は、『コンソールアプリ(.NET Framework)』で作ることにします。

プロジェクトが出来上がって、プログラム入力の画面が表示されたら、今度は『プロジェクト(P)』をクリックしてメニューを開き、『参照の追加』をクリックします。

toku1805-03.JPG

すると、またウィンドウが開きますので、左側にある『参照』をクリックして枠で囲み、さらにウィンドウ下の参照と書かれたボタンを押します。

toku1805-04.JPG

今度はファイルを選ぶウィンドウが開くので、先ほど解凍して出てきた、『DxLibDotNet.dll』を選びます。
ファイルを選ぶウィンドウが閉じたら、あとはOKを押せば、第一段階は完了です。

そして第二段階、こちらはとても簡単です。

プログラムの一番上に、

Imports DxLibDLL.DX

と書くだけです。

これで、DXライブラリを使う準備は完了です!

そうそう。大切なことを忘れてました。
実行させる前に、プロジェクトのbinの下のdebugフォルダとreleaseフォルダの中に、残る二つのDxLib.dll、DxLib_x64.dllの二つのファイルをコピーしておいてください。そうしないと、実行時にエラーが出ます。

~(3) プログラムを組んでみよう!

さて、準備ができたところで、いよいよDXライブラリを使って、プログラムを作ってみましょう。
プログラムと言っても、Hello Worldを表示するなんて、そんなプログラムは作りません。(そんなことしたら、ある師匠に飛び蹴りを喰らいそうですw)
今回は、キャラクターを表示するプログラムを作ってみようと思います。

というわけで、実行前に、こちらの画像をダウンロードし、プロジェクトのbinの下のdebugフォルダとreleaseフォルダの中にコピーしておいてくださいね。

chara.bmp

back.bmp

では、以下がそのプログラムです。これを、Sub Main() と End Subの間に入力してみてください。

----------
''キャラ用ハンドル
Dim hndChara As Integer
''背景用ハンドル
Dim hndBack As Integer

''DXライブラリ初期化
If DxLib_Init() = -1 Then
DxLib_End()
Exit Sub
End If

''ウィンドウモードにする
ChangeWindowMode(1)

''画像のロード
''---まずはキャラクター
hndChara = LoadGraph("chara.bmp")
''---続いて背景
hndBack = LoadGraph("back.bmp")

''ダブルバッファリングの設定
SetDrawScreen(DX_SCREEN_BACK)

''ここからプログラムループ本体
Do
''画面を一度消す
ClearDrawScreen()

''背景を描く
DrawGraph(0, 0, hndBack, 0)

''キャラクターを描く
DrawGraph(100, 100, hndChara, 1)

''描画画面の内容を、実画面に表示
ScreenFlip()

''メッセージ処理でエラーがあれば抜ける
If ProcessMessage() = -1 Then
Exit Do
End If

''ESCキーが押されたら抜ける
If CheckHitKey(KEY_INPUT_ESCAPE) = 1 Then
Exit Do
End If
Loop

''DXライブラリを終了させる
DxLib_End()
----------

どうでしょうか? 星空の左上に、鳥のようなキャラクターが表示されたら成功です。
それでは、次の項目では、このプログラムについて簡単に説明していきます。

~(4)プログラムについて知ろう!

まずは、これからです。

If DxLib_Init() = -1 Then
DxLib_End()
Exit Sub
End If

DxLib_Initは、DXライブラリを使う準備をする関数、DxLib_EndはDXライブラリの後始末をするための関数です。
このDxLIb_Initは、準備で異常が発生すると、-1を返します。DXライブラリのリファレンスでは、そのようなことがあったら、ただちにプログラムを終了させてください、と書かれています。そこで、-1が返ってきたら、すぐにDXライブラリの後始末をして、プログラムを終了させるようにしてあるのです。

ChangeWindowMode(1)

これは、ウィンドウモードにするためのおまじないのようなものです。これを省くか、1を0に変えると、フルスクリーンになります。

hndChara = LoadGraph("chara.bmp")
hndBack = LoadGraph("back.bmp")

次はこれです。LoadGraphは、指定された画像を読み込み、メモリに格納する関数です。このとき、LoadGraphは、その画像データに番号をつけて、それを返してくるのですが、DXライブラリでは、絵を表示したり、音を鳴らしたりするときは、その絵や音を、この番号(ハンドルと言います)で指定します。

そして、次はこちらです。

SetDrawScreen(DX_SCREEN_BACK)

これは、ダブルバッファリングというものを行うためのおまじないのようなものです。
ダブルバッファリングとは何かと言いますと、仮想の画面に絵を描き、全て描き終わったところで、それを実際の画面に反映する手法のことです。
Windowsプログラムでの描画は基本的に、画面を消してからいちいち描きなおすを繰り返してやっています。なので、ダブルバッファリングを行わずにすると、画面がちかちかしてしまうのです。

なので、DXライブラリで画像を扱うときは、事前にこの命令で、ダブルバッファリングの準備をしておきましょう。

では次です。

ClearDrawScreen()

この関数で画面をクリアします。

DrawGraph(0, 0, hndBack, 0)
DrawGraph(100, 100, hndChara, 1)

DrawGraphは、LoadGraphで読み込んだ画像を表示する関数です。DrawGraph関数を使うさいには、表示する画像のハンドルを指定します。

ScreenFlip()

この関数は、仮想の画面に書かれた内容を、実際の画面に反映するものです。一通り描画した後には、この関数を実行して、その内容を反映する必要があります。

If ProcessMessage() = -1 Then
Exit Do
End If

If CheckHitKey(KEY_INPUT_ESCAPE) = 1 Then
Exit Do
End If

これはそれほど難しくありません。異常が発生したときや、ESCキーが押された時に、プログラムを終了させるために繰り返しから抜ける、というだけのことです。

そしてラスト。

DxLib_End()

先ほど説明しましたね。この命令でDXライブラリの後始末を行います。
DXライブラリを使ったプログラムを終了させるさいは、この命令で後始末を行わなければなりません。

いかがでしょうか? このように、DXライブラリを使ったプログラムでは、

(1) DXライブラリの準備(DxLib_Init)
 ↓
(2) 画像の読み込み(LoadGraph)
 ↓
(3) ダブルバッファリングのおまじない(SetDrawScreen)
 ↓
(4) ウィンドウモードの設定(ChangeWindowMode) ※必要なときのみ
 ↓
(5) 画面をクリア(ClearScreen)
 ↓
(6) 画像を描画(DrawGraph)
 ↓
(7) 描画を反映(ScreenFlip)
 ↓
(8) 終了させるなら(9)へ。続けるなら(5)へ戻る。
 ↓
(9) DXライブラリの後始末(DxLib_End)

※(2)(3)(4)は順不同。

という流れで処理を行わせます。これを踏まえれば、ゲーム作りにぐっと近づくことができるでしょう。

~(5)最後に
ここまで説明してきましたが、いかがでしょうか?
DXライブラリを使えば、あまり多くない関数(命令)で、しかもプログラムの構造も難しくなく、あたかもひと昔前のBASICでプログラムを作るような感覚でプログラムが作れることがわかったかと思います。

B-Magaでは、将来、このDXライブラリを使ったVB.NETでのゲームプログラミングの講座を掲載する予定です。

もちろん、DXライブラリを使ったゲームの投稿もお待ちしていますよ!

ではでは!

※次の更新は、5月7日、『機動電脳伝Gパソレク』の予定です。お楽しみに!
posted by 裏編 at 14:02| Comment(0) | 特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする